自動車選びの新たな形:オンライン360°ショールームがPC対応、対応車種を約250台に拡大

自動車購入における情報収集の進化

自動車の購入は、一般的に高額な買い物であり、消費者は多角的な情報収集を行います。これまで、実店舗での試乗やカタログ、静止画像による比較が主流でしたが、近年ではインターネットを活用した情報収集が一般的になっています。特に、オンラインでの情報提供は、時間や場所に縛られずに多様な車種を比較検討できる点で、消費者の利便性向上に貢献しています。

「carview!」が「360°ショールーム」を本格提供開始

LINEヤフー株式会社が運営する自動車総合情報サイト「carview!」は、車両の内装・外装を360°自由に閲覧できる「360°ショールーム」機能の本格提供を開始しました。この機能は、これまでスマートフォンのみで提供されていましたが、今回の本格提供によりPCでも利用できるようになり、利用環境が拡大しました。また、対応車種も従来の50台から約250台へと大幅に拡大され、より多くの車種で利用が可能となっています。

Carviewが「360°ショールーム」の本格提供を開始

「360°ショールーム」の主な特徴

「360°ショールーム」は、実写撮影された画像をもとに、車両を360°の視点で簡単に閲覧・比較できる「carview!」独自の機能です。主なポイントは以下の通りです。

  • 同一環境での比較: 任意の2台の車両を、角度や拡大比率を同じ基準で見比べることができます。これにより、大きさや内装の広さなどを客観的に比較しやすくなります。

  • 内外装の細部まで確認可能: 専用スタジオで実写撮影された画像を使用しているため、外装だけでなく内装も詳細に閲覧できます。CGではなく実車を使った撮影により、すべてのドアやボンネットを開けた状態での確認、ステッチや素材の質感、助手席や後席中央からの視点など、利用者の視点で細部にわたる情報把握が可能です。

  • カタログ情報へのシームレスなアクセス: 気になる車種のスペックやグレード情報に、画面上のボタン操作一つで「carview!」内のカタログ情報からアクセスできます。これにより、オンライン上で情報収集から比較検討までの一連の車選びが完結します。

Yahoo!カービューのスマートフォンアプリの画面

自動車選びの課題解決とデジタル化の推進

従来の自動車選びでは、メーカーや中古車サイトごとに異なる視点や画質で情報が提供されるため、共通フォーマットでの比較が難しいという課題がありました。この「360°ショールーム」は、誰でも無料で、すべての対象車種を同一環境・同一条件で比較できるため、これらの課題を解決し、よりスムーズな車選びを実現します。

本機能は、「Yahoo!検索(スマートフォン版、PC版)」でも提供が開始されており、検索から直接サービスへのアクセスが可能となっています。

「360°ショールーム」はこちらから利用できます:

自動車業界のデジタル化の潮流と今後の展望

自動車業界では、消費者の購買行動の変化に対応するため、デジタル技術を活用した顧客体験の向上が進められています。「360°ショールーム」のようなオンラインでの情報提供サービスは、その一環として位置づけられます。これにより、時間や場所の制約を超えて、消費者がより多くの情報を効率的に得られる環境が整備されつつあります。

今後、高品質な実写データを基盤に、AI技術との連携が検討されており、新たな車選びの創出が目指されています。これにより、消費者はさらにパーソナライズされた情報や、より高度な比較検討支援を受けられるようになるでしょう。