損害保険会社の顧客満足度調査2026:各分野のトップと利用動向

損害保険会社の顧客満足度調査2026:各分野のトップと利用動向

オリコン株式会社のグループ会社である株式会社oricon MEは、実際のサービス利用者を対象とした「損害保険会社」についての顧客満足度調査の結果を2026年1月5日に発表しました。この調査は、自動車保険、バイク保険、自転車保険、火災保険の各分野における消費者の評価を明らかにし、保険業界の現状と利用者の傾向を浮き彫りにしています。

オリコン顧客満足度®調査 損害保険会社 ランキング

損害保険会社 総合ランキング概要

2026年の調査では、以下の損害保険会社が各部門で総合1位を獲得しました。

  • 自動車保険 ダイレクト型: ソニー損害保険(9年連続13度目)

  • 自動車保険 代理店型: AIG損害保険(5年連続7度目)

  • バイク保険 ダイレクト型: チューリッヒ保険(2年連続5度目)

  • バイク保険 代理店型: 東京海上日動火災保険(3年連続)

  • 自転車保険: 東京海上日動火災保険(初の総合1位)

  • 火災保険: ソニー損害保険(調査開始以来7年連続)

2026年 オリコン顧客満足度®調査 損害保険会社 総合ランキング

各保険分野の詳細な評価結果
自動車保険
ダイレクト型

ソニー損害保険が9年連続13度目の総合1位を獲得しました。評価項目では「商品内容の充実さ」「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」「ロードサービスの充実さ」の5項目で1位となり、年代別では「10代・20代」「30代」「50代」「60代以上」、商品別では「テレマティクス保険」でも1位となりました。テレマティクス保険とは、テレマティクスを利用して運転情報を取得・分析し、その情報を基に保険料算定による割引や特典を受けられる自動車保険(特約を含む)を指します。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング 自動車保険 ダイレクト型

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/#1

代理店型

AIG損害保険が総合1位となり、代理店型としては5年連続7度目の受賞です。評価項目では「加入・更新手続き」「保険料」「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」「ロードサービスの充実さ」の6項目で1位を獲得しました。年代別では「40代」「50代」でも1位となっています。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング 自動車保険 代理店型

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/#2

バイク保険
ダイレクト型

チューリッヒ保険が2年連続5度目の総合1位を獲得しました。評価項目では「加入・更新手続き」「商品内容の充実さ」「保険料」「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」「ロードサービスの充実さ」の全項目で1位となりました。年代別「30代以下」「40代」「60代以上」、排気量別「排気量125cc以下」「排気量126~250cc」でも1位を獲得しています。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング バイク保険 ダイレクト型

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank_bike/#1

代理店型

東京海上日動火災保険が3年連続で総合1位となりました。評価項目では「加入・更新手続き」「商品内容の充実さ」「保険料」「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」の6項目で1位を獲得しています。年代別「30代以下」「60代以上」、排気量別「排気量125cc以下」「排気量126~250cc」「排気量251cc以上」でも1位となりました。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング バイク保険 代理店型

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank_bike/#2

自転車保険

東京海上日動火災保険が初の総合1位を獲得しました。評価項目では「加入・更新手続き」「商品内容の充実さ」「保険料」「事故対応」「調査・認定結果」「受取額・支払いスピード」の全項目で1位となりました。補償対象別では「本人型」「家族型」でも1位を獲得しています。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング 自転車保険

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank-bicycle-insurance/

火災保険

ソニー損害保険が調査開始以来7年連続で総合1位となりました。評価項目では「加入手続き」「商品内容」の2項目で1位を獲得しています。住居別では「戸建て」「マンション」、加入形態別では「ネット火災保険」でも1位となりました。

2026年 オリコン顧客満足度®調査 総合ランキング 火災保険

部門別の詳細はこちら:
https://life.oricon.co.jp/rank-fire-insurance/

自動車保険の利用実態データ
ダイレクト型自動車保険の加入と適用状況

ダイレクト型の自動車保険に加入し、保険を適用した経験のある利用者2,153人への調査では、加入している保険内容として「対物賠償保険(82.4%)」が最多で、「対人賠償保険(77.9%)」が続きました。実際に保険を適用した内容では、「対物賠償保険(48.1%)」が最多で、「車両保険(43.5%)」が続き、これら二つの適用率が4割を超えました。その他の補償内容の適用率は15%以下と比較的低い傾向が見られます。

自動車保険 ダイレクト型 加入している保険内容と実際適用した保険内容

代理店型自動車保険の加入と適用状況

代理店型の自動車保険に加入し、保険を適用した経験のある利用者2,673人への調査では、加入率で「対物賠償保険(83.4%)」が最多でした。次いで「対人賠償保険(78.8%)」「車両保険(68.8%)」が続きます。適用した保険内容では、「対物賠償保険(48.4%)」が最多で、「車両保険(45.8%)」、「対人賠償保険(24.4%)」が続きました。ダイレクト型と同様に、その他の補償内容は20%以下と比較的低い適用率となりました。

自動車保険 代理店型 加入している保険内容と実際適用した保険内容

調査概要と業界への示唆

今回の調査は、2025年8月から9月にかけてインターネットを通じて実施されました。自動車保険ダイレクト型では6,431人、代理店型では7,932人、バイク保険ダイレクト型では866人、代理店型では2,201人、自転車保険では1,167人、火災保険では8,818人が回答しています。調査対象者は過去数年以内に各保険を適用した経験があり、保険会社の選定に関与し、支払い金額を把握している人々とされています。

この結果は、損害保険会社が提供するサービスの中で、顧客がどの点を重視し、また実際にどの補償を利用しているかを示しています。自動車保険においては、「対物賠償保険」と「車両保険」の適用率が高いことから、利用者がこれらの補償を事故時に活用する機会が多いことがわかります。顧客満足度調査の結果は、消費者が保険会社を選ぶ際の重要な指標の一つであり、各保険会社が提供する商品内容、事故対応、保険料などが総合的に評価されていることが伺えます。

損害保険業界全体としては、顧客の多様なニーズに応えるため、商品内容の充実や事故対応の迅速化、保険料の適正化などが引き続き求められるでしょう。また、テレマティクス保険のような新しい技術を活用したサービスも、今後の業界の動向に影響を与える可能性があります。

オリコン顧客満足度®調査公式サイト:
https://life.oricon.co.jp/